「その子たちの将来の方が大事」荒木大輔/日本ハムファイターズ2軍監督
- 2018/9/6
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これまで読んできた野球本の中から特に印象に残った「ことば」、考えさせられた「ことば」などを紹介します。
オレはタイブレーク賛成。高校野球の魅力がなくなるとか言うけど、その子たちの将来の方が大事。
(荒木大輔/日本ハムファイターズ2軍監督)
【掲載されている本】
「野球の国から 〜追憶の高校野球〜」
著者:日刊スポーツ新聞社/出版社:ベースボール・マガジン社/価格:1944円
金足農業の吉田輝星投手の投げすぎ、投げさせすぎが一部で問題視された今年の夏の甲子園。
早稲田実業のエースとして1年夏から5季連続で甲子園に出場し、ほぼ一人で投げ続けた荒木大輔さんは、プロ入り後24歳で右肘の手術を受けている。
その荒木さんが本書の中で以下のように述べている。
「(甲子園での投げすぎは)プロのケガとの関係はないとは言えない。高校でヒジ痛はなかったけど、大会が終わった後に張りが残って、注射を打ったことは何回かあった」
「自分自身でも、ちょっときつ過ぎたと思っているから」
甲子園のスターが当事者として、当時の無謀な連投を問題視している。
甲子園大会中、高校生である間だけ肘、肩に問題が発生しなければいいのか?
そんなはずはない。
荒木さんの言葉が高校野球の現場に届く日はいつになるのだろうか?
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