・谷上史朗
・インプレス
・1944円
内容紹介
2018年に100回大会を迎えた夏の甲子園。
長い歴史の中で、数々の名勝負、名選手、そして名監督が生まれてきた。
その甲子園において、誰よりも多く勝利を収めている監督が、
智辯和歌山高校・高嶋仁監督(現・名誉監督)である。
智辯学園、智辯和歌山を率い、春夏の甲子園出場38回、通算勝利68勝はいずれも歴代最多。
古希を迎えてもなおグラウンドに立ち続け、2018年夏を最後に惜しまれつつ勇退した
高校野球界きっての名将である。
指導者人生48年――。
最初に赴任した奈良・智辯学園で指導者としての礎を築き、
「平成の王者」と言わしめた智辯和歌山での隆盛時代、
代名詞となった仁王立ち、翳りが見え始めた中での謹慎、
グラウンドを去る決断と葛藤しながら貫き通した信念――。
高嶋本人への10年以上にわたる密着取材を軸に、
阪口慶三(大垣日大)、故・上甲正典(元済美)、中村順司(元PL学園)、
馬淵史郎(明徳義塾)、西谷浩一(大阪桐蔭)などの対戦監督、
高代延博(阪神コーチ)、山口哲治(楽天編成)、
岡田俊哉(中日)、西川遥輝(日本ハム)などの教え子、
故郷・五島列島の仲間や兄弟、和歌山の家族……
総勢50名以上の関係者が高嶋仁の知られざる真実を語る。
誰よりも高嶋を追い、本人からの信頼も厚い著者・谷上史朗が綴る渾身のノンフィクション作品。
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2020年 8月 07日トラックバック:「読む甲子園」の本で打線を組んでみた! | 野球書店
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