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カテゴリー:感想と今月の1冊
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「2020年野球書店大賞」決定!
忖度なし! 「野球書店」店主が2020年に読んだ野球本の中で一番面白かった一冊を勝手に選定!大賞1作、次点4作を勝手に発表いたします! 【大賞受賞作】 「サラリーマン球団社長」 (清武英利/文藝春秋)… -
【書評】「無名の開幕投手 高橋ユニオンズエース・滝良彦の軌跡」
溢れ出る書き手の情熱 40代以上の野球好きには懐かしい「ズームイン朝!」の名物コーナー「プロ野球イレコミ情報!」。中京テレビのアナウンサーで中日を担当していた一人がこの本の著者佐藤啓さん。そんな佐藤さんがプロ野球… -
【書評】「ロシアから来たエース―巨人軍300勝投手スタルヒンの栄光と苦悩 」
スタルヒンを知れば知るほど巨人が嫌いになる不思議 スタルヒンの娘・ナターシャ・スタルヒンがこの本を書いたのは1986年。それは清原和博、桑田真澄がプロ1年目を踏み出した年であり、ミスター赤ヘル・山本浩二が引退した… -
【書評】「使いこなされる力。 名将たちが頼りにした、“使い勝手”の真髄とは。」
未来の中日の監督、見つかる。 今シーズン、中日ファンをざわつかせた「代打三ツ間」事件。 ▼「代打三ツ間事件」とは? 森野氏は延長10回表のヤクルトの攻撃が始まる前に「10回裏攻撃があるんですけど、2アウト満… -
【書評】「詰むや、詰まざるや」
50名の当事者達が振り返る「至高の日本シリーズ」 ガンジーもびっくりの無抵抗な内容でソフトバンクとの日本シリーズに完敗した読売ジャイアンツ。日本シリーズを見始めて40年近くになりますが、2年続けて同じ相手にスイー… -
【書評】「プロ野球FA宣言の闇」
これは書籍版「NHKスペシャル」! 「プロ野球はもっとこうするべし!」「プロ野球改造計画!」 みたいな本やブログタイトルを目にしたことはありませんか?店主はああいった類いの内容があまり好きではありません。な… -
【書評】「Thinking Baseball」
高校野球強豪校の現役監督が鳴らす警鐘 先日放送されたNHKの朝ドラ『エール』の「栄冠は君に輝く」の回がなかなかの神回でした。高校野球っていいなぁと改めて思いました。しかし、近年高校野球に対してモヤモヤしていたもの… -
【書評】「松坂世代、それから」
「松坂世代」の大外からまくってくる男 Kindleで読みましたが8253ページもありました(笑)。とにかく長いです。一冊読み終わったときの達成感は学生時代に読んだ(読まされた)ドストエフスキーの「罪と罰」以来のよ… -
【書評】「サラリーマン球団社長」
阪神野崎前社長はプロ野球版「半沢直樹」! 阪神、広島という当時の「二大低迷球団」の改革、立て直しに奔走した野球素人「サラリーマン球団社長」2人の活躍を、彼らと同時期に巨人の球団代表を務めていた清武英嗣氏が描くノン… -
【書評】「世紀の落球『戦犯』と呼ばれた男たちのその後」
「落球」をめぐる3人の選手たちのその後の物語 店主は本書に登場する3人それぞれの章で不覚にもウルっと来てしまいました。それは心ないバッシングで人を傷つける人間がいる一方で、苦しむ人間に手を差し伸べる心の温かい人た…