・杉崎隆晴
・ロギカ書房
・2808円
内容紹介
安倍内閣が誕生したが、政治における競争(政策提案競争)は実質的に機能していない。日本は、北朝鮮や中国とは違い、民主主義社会なので、どの提案を採用するかは「政策論争」という競争を行い、その競争の勝敗ルールである多数決を通して決められなければならないはずである。
国会の議論を聞いていると論争になっていない。時間を埋めるだけの討論で、本当の議論ができていない。典型的な例が安保法制の議論である。公聴人がすべて違憲としたにもかかわらず、その後の国会討論が議論になっていない。そして、政治的混乱が続いている。
本書は、民主主義社会において議論を展開するには「何が必要か、何が足りないのか、日本文化のどこを変える必要があるのか」を、スポーツにおける「競争の本質」をキーワードに論じている。
さらに、ウクライナ危機、トランプ現象、北朝鮮問題といったルール無視の事態が頻発している国際社会において、スポーツの国際化というテーマの分析を加えることによって、国際社会のルール作りに新たな視点を提示している。
(引用:Amazon)
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