中西満貴典
彩流社
3300円
前著『プロ野球の誕生』に続く野球史本!
昭和11年、9~10月、秋季リーグ戦開催!それは長期間の争覇戦であり、初のペナントレースといえるものであった。
一方、満州では日中間の緊張は極度に高まっていた。全面的な軍事衝突を予見する新聞紙面が暗い影を落としていた。
秋季リーグは、主に東京の新球場(上井草・洲崎)が舞台。
東京巨人軍対大阪タイガース、巨人の沢村の大活躍で洲崎は、大いに盛り上がった!その最中に、もうひとつのプロ専用球場設置の話が着々と進んでいた……「後楽園スタジアム」だ。
本書は、当時の新聞紙面も多数提示し、時代背景も明らかにして、野球史とともに日本近代の歴史を辿るものである。
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