三井康浩
990円
KADOKAWA

09年WBC決勝 韓国戦 イチロー「伝説の一打」 陰にはこの男がいた。

侍ジャパンの世界一(第2回WBC)、読売巨人軍の日本一を支えた一人のスコアラーがいる。配球、打者の癖、対策への適応方法、外国人の評価ポイントなどプロの視点をすべて公開。野球にかかわる人間は必読の1冊。

<目次>

はじめに

序章 残されていたWBCでの大仕事
急遽はじまった、「世界一」への挑戦
代表選手たちに情報をいかに届けるか
決め球のスライダーを打ち金廣鉉を完全攻略
最後の最後に投げかけられた、イチローからの「問い」 等

第1章 職業、スコアラー
先乗りとチーム付きの仕事のちがい
スコアラーはどこからなにを見ているのか
春季キャンプは情報収集の場
注意すべき各球場の設備や特性
スコアラーが扱う道具 等

第2章 スコアラーはここを見ている 打者編
打者のタイプは3タイプに分類する
打てるか打てないかは「割り」で8割決まる
初球「ストライク」と「ボール」の大きなちがい
打者の無意識な動作にも情報がある
実力が未知数の打者をどう評価するか 等

第3章 スコアラーはここを見ている バッテリー編
投手攻略における「狙い」の定め方
コントロールがいい投手は「乱れる条件」を探す
パワーヒッターに対する「攻めの基本」
「荒れ球投手」でも狙いは定められる
「癖」に鈍感だった球団と敏感だった球団 等

第4章 編成部で生かされたスコアラーの視点
球界初となる査定システムを構築
チームを支える「4本の柱」が若手を育てる
日本の試合球が眠れる素質を開花させる
「長身で手足が長い」外国人投手は成功する
「ボール球を投げろ」を受け入れられるか 等

第5章 元巨人軍スコアラーとして
天才から天才へと引き継がれた「音」
出会い、経験、知恵を授けてくれた巨人軍へ 等

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