ピッチングデザイン 2020年代を勝ち抜く一流投手の条件

お股ニキ
集英社
1430円

“ピッチングデザイナー”を自認し、ダルビッシュ有投手、千賀滉大投手ら、現役プロ野球選手から絶大な支持を集めるお股ニキ。
データ分析や鋭い視点、感性に基づいて新しい野球の見方を提供する彼が、MLB・NPBの一流投手を分析し、「勝てる投手」の真髄に迫る。
現役選手のための技術指導書にして、全野球ファン必読の革命的投手論!

福岡ソフトバンクホークス千賀滉大投手、大推薦!!
「プロ野球のレベルを上げる“理想論”。現役ピッチャー必読です!」
<目次>
はじめに
○第1章 本質論 ―不変の投球極意―
投球は落とすか、浮かすか、抜くか/「一流投手はリリースポイントがすべて同じ」という嘘/ジェイコブ・デグロムはなぜ神なのか?/etc.

○第2章 変化球論 ―お股ニキ的球種解説―
ストレート論
ストレートとは「シュート回転しながらホップする変化球」である/大谷翔平の160キロはなぜ打たれるのか?/ etc.
スプリット(フォーク・チェンジアップ)論
なぜ、「落ちる球」はいつの時代も有効なのか?/「メジャーはスプリットを投げる投手が少ない」という誤解/高速チェンジアップと緩急型チェンジアップはミスマッチを生むetc.
スラッター(スライダー・カットボール)論
なぜ、今は「スライダーの時代」なのか?/「中指ひねり型」と「人差し指ひねり型」/「中間球」の誤解~「動く」か「大きく曲がる」の二元論からの脱却~etc.
カーブ論
「普通のカーブ」は打たれやすいが、ナックルカーブとスローカーブは例外/「カーブは抜く」という思い込みetc.
2シーム論
2シームを減らしてよくなったコール、バーランダー、グリンキー/お股2シーム/ダルビッシュは本当に10球種も投げているのか?etc.
福岡ソフトバンクホークス千賀滉大投手×お股ニキ “持ち球”本人解説

○第3章 配球論 ―タイプ・シーン別投球術―
強打者たちから見る、インコース攻めの考え方/フルカウントからの投球術/対右打者と左打者で別の投手になるetc.
第4章 制球論 ―三振・四球・球数削減―
スーパーエースたちの球数削減実践例/ストライクを集めすぎると弊害もあるetc.

○第5章 守備論 ―総合的抑止力―
投手は「9人目の野手」である/牽制に無頓着なダルビッシュ/クイックをしなかったマダックスはイチローに足でかき回されたetc.

○第6章 2020年代を勝ち抜く一流投手の条件
「ロボット球審」が導入される未来/ダルビッシュがサイ・ヤング賞を取るには?/奥川恭伸、佐々木朗希の可能性/etc.
おわりに

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ページ上部へ戻る