「消えた球団 毎日オリオンズ1950~1957」

・野球雲編集部
・ビジネス社
・1080円

内容紹介

パ・リーグを背負った初代王者の「強さと凡庸」

松竹ロビンスを破り、2リーグ制初の日本一に!
戦後まもないプロ野球に流星のように消えた8年間の記憶

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昭和25(1950)年、
セ・パ両リーグ分裂の大きなきっかけとなった毎日新聞社のプロ野球への参画。
読売新聞社のジャイアンツに対抗するべく、毎日オリオンズを中心にパ・リーグが結成された。
この年、阪神(当時大阪)タイガースや国民リーグから有力選手が加わり、松竹ロビンスを破り、2リーグ制初の日本一に。
昭和33(1958)年に大映ユニオンズを吸収合併、毎日大映オリオンズ(大毎オリオンズ)となるまで、戦後まもないプロ野球に流星のような軌跡を描いて消えた毎日オリオンズの8年間。
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第1章 毎日オリオンズ盛衰史
第2章 スペシャル鼎談 パ・リーグ黎明の星「奇跡と軌跡」 諸岡達一/池井優/横山健一
第3章 毎日オリオンズ星(スター)列伝
第4章 再現! 第1回日本シリーズ
第5章 野球とともに歩んだ毎日新聞
第6章 その後のオリオンズ
補  章 毎日オリオンズ 1950~1957 チーム全試合成績・投打年度別詳細記録

<<野球と新聞はよく似ている>>
●経営に一人の正力も、現場に一人の鶴岡がいなかったことが「強いけど凡庸な」オリオンズを生んだ
●新聞の「毎日」と映画の「松竹」が第1回の日本シリーズを戦ったことは戦後を象徴している
●別当は猫背で、眼鏡を直すちょっとしたしぐさもかっこよかった。縦縞のユニフォームがあんなに似合う人もいない
●フランチャイズという要素はまだなかったけど、「東京のチーム」という感じがあった    (以上、本書より)

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