「観察する指揮官 「辻流」選手との接し方」

・辻発彦
・ベースボール・マガジン社
・1728円

内容紹介

観察する指揮官
「辻流」選手との接し方

埼玉西武ライオンズで監督を務める
辻発彦の組織論
2018年シーズンのパ・リーグで優勝、
若きライオンズのチームづくり着々と進める
指揮官の指導論について語った一冊です。

私の子供くらいの年齢の若い世代の人たちには、
コミュニケーションを取ることの大切さ、素晴らしさを
もっと知ってほしいと思います。
もしかしたら、私がこれまでの野球人生で得た教訓を 文章として残すことで、コミュニケーションに悩む
現代のビジネスマンの皆さんの力になるのではないか。
そんな気持ちで、今回筆をとりました。~辻発彦~

【第1章~自主性をうながす】
2018年最終戦セレモニーでの涙の理由
ソフトバンクとの激戦を制してのリーグ優勝
失敗したら練習して次に成功すればいい
自身のプレーを見せながら指導する「広岡監督の教え」
選手が自主的にプレーして犯したミスは咎めない
選手の声を聞いて伸び伸びとしたチームづくり「森監督の教え」
学んだ戦術を生かし切るのはまだこれから
時代や選手に合わせて考え方をアップデートする
現役にこだわりたい一心で西武を後にしたあのころ

【第2章~競わせることで強くする】
何かを決断する時には、最初に声をかけてくれた人のもとへ
その一言、一言が選手をやる気にさせる「野村監督の教え」
監督の「ぼやき」を聞いた選手が自分で考えることも勉強のひとつ
監督、コーチの助言は選手が自ら考えるためのヒント
チーム内で競争ができるチームでなければ勝てない
技術だけでなく知能もなければ生き残れないのがプロ野球

【第3章~相手の目線まで下がる】
気が遠くなるほど重大でやりがいのある二軍監督の仕事
選手は旬の時期に起用すべし
選手の実力を知り、選手の目線まで下りてゆく
プレーでは選手を叱らないが、一人の社会人としては叱る
二軍監督のちょっと意外な仕事
選手を信頼し、徹底的に寄り添う「落合監督の教え」
選手に堂々とした姿を見せることも監督の大切な仕事

【第4章~環境を整える】
若手のやる気に期待し、与えられた戦力で戦う
チームにとって大きな存在、おまえの存在を忘れてないぞ「岡田雅利」
チームの勝利のために成長したホームラン王「山川穂高」
すべて捕手である自分の責任だ、そういう覚悟でいてほしい「森友哉」
チームを引っ張るキャプテン「秋山翔吾」
現西武のスタメンになくてはならない存在「源田壮亮」「外崎修汰」
練習の時から目を光らせて選手の成長を見守る
こうと決めたことは貫き結果に責任を持つ
ベテラン選手への接し方「栗山巧」「中村剛也」
投手と野手の信頼関係をいかに保つか
個性的な選手との接し方「多和田真三郎」「田村伊知郎」「相内誠」
コーチに必要な条件は実力、己の意見、聞く耳があること
自己犠牲の精神があればチームはもっと強くなる
全143試合とともに戦い、ともに楽しんでもらうために

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