「野球監督 日米150年史 第32巻: 森祇晶 “球界乱世”を終わらせた 過小評価の男(後編) 」

・海里龍馬
・野球文明研究所
・99円(Kindle)

第32巻は、1986年から94年にかけて8回のリーグ優勝と7回の日本シリーズ制覇を果たし、西武ライオンズを史上最強チームの座へと導いた森祇晶の後編。

1986年から3年連続リーグ優勝と日本一、1990年からは現在もパ・リーグ記録の5年連続ペナント獲得と3年連続日本一を達成し、史上最強チームの一つに数えられるようになった西武ライオンズ。
自他ともに認めるチームリーダーの石毛宏典、12球団最強のクリーンナップと呼ばれた秋山幸二、清原和博、オレステス・デストラーデのトリオに、巧みな守備・走塁で鳴らし首位打者にも輝いた辻発彦、強力な先発陣を形成する工藤公康、渡辺久信、郭泰源、石井丈裕らのあとには鹿取義隆、潮崎哲也らの強力ブルペンが控える陣容は、森によって緻密な野球を叩き込まれてさらに無敵となり、公式戦でも日本シリーズでも常に対戦相手を圧倒した。
だが、福岡から所沢への球団移転以来その最強チームを支えた根本陸夫らフロント幹部が去ると、チームへのバックアップは弱体化する。それでも森は日本シリーズで現役時代両リーグを代表する捕手として常に比較されてきた野村克也率いるヤクルトスワローズと2年連続で死闘を演じる。
そして1994年、勝っても負けても今季限りの決意で臨んだ、長嶋茂雄率いる古巣・巨人との顔合わせとなったシリーズの舞台で森を待ち受けていたのは…。

第6章・日米野球界 「群雄割拠の時代」の監督たち(1970年代後半〜90年代前半)
2.上田、古葉、広岡、森──NPBの群雄割拠時代④
森祇晶〜“球界乱世”を終わらせた 過小評価の男(後編)
・攻守走に抜群のバランスを保った 森監督指揮9年間のライオンズ
・現役時代からの好敵手 野村克也と日本シリーズで激突!
・フロントの変質がもたらした 「王朝」の陰り
・横浜で7年ぶりに現場復帰も後味の悪い幕引きで退陣
森 祇晶 略年譜②(1986〜)

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