・海里龍馬
・野球文明研究所
・99円(Kindle)

第31巻は、1986年から94年にかけて8回のリーグ優勝と7回の日本シリーズ制覇を果たし、西武ライオンズを史上最強チームの座へと導いた森祇晶の前編。

現役時代は「V9巨人の頭脳」と呼ばれ、ベストナインや日本シリーズMVPに輝いた名捕手・森昌彦は、巨人時代の盟友だった広岡達朗監督のもと、ヤクルトと西武のコーチを務め、参謀役として優勝に貢献するが、やがて広岡と袂を分かち西武を退団する。1985年オフ、フロントとの軋轢で西武監督を辞任した広岡の後任に指名され、登録名を「祇晶」と改めて就任した森にとって最初の大きな使命は、前任者の呪縛を解いて新たなライオンズを作り上げること、そして超大物ルーキーでドラフト1位指名入団した清原和博をいかに育て起用するかだった。

【主な内容】
第6章・日米野球界 「群雄割拠の時代」の監督たち(1970年代後半〜90年代前半)
2.上田、古葉、広岡、森──NPBの群雄割拠時代④〜
森祇晶〜“球界乱世”を終わらせた過小評価の男(前編)
・「棟梁運」を持った名前に改名しての監督就任/選手に求めた「自由」と「責任」の両立
・最初の大きな使命となった超大物新人・清原和博の育成
・「広岡」の呪縛を解いたリーグ優勝と3年ぶりの日本一奪回
・効果的なトレードとコンバートが奏功し巨人を「歴史的勝利」で下し2年連続日本一に
・森 祇晶 略年譜①(1937〜1985)

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